今までの経緯

 20年8月頃 歯科医の健診時に顔の痺れを相談したところ、レントゲン写真などから、大学病院での検査を勧められました。その後、9月から10月に大学病院でがんの疑いを告げられ、CT・PET検査・生検を経て、腺様嚢胞癌との診断を受けました。ステージは3〜4とのことでした。

 2週間後の手術を勧められました。内容は右あごの骨をほぼ全部と腫瘍を大きく切り取り、足の骨で整形しなおすもので、整形外科との連携で1日がかりの大手術。またその後成功しても集中治療室で1週間、治療室を出た後は治癒・リハビリで1ヵ月の入院とのことでした。

 更に仮に再発・転移等があった場合には、放射線治療を行うことになるという話でした。QOLが低く、セカンドオピニオンの検討を妻と行いました。大学病院の先生より、この種類のがんは抗がん剤が効きにくく、重粒子線が一番代替案としては多いと聞きましたが、重粒子線を当てた部分の骨や皮膚が炎症を起こすし、完治は難しいだろう。との見解でした。